「私は弱い」と言って自分を見失う人。 / 加藤諦三ホームページ / 加藤諦三の言葉
「私は弱い」と言って自分を見失う人。 / 加藤諦三ホームページ / 加藤諦三の言葉
よく「私は弱い」と自分の弱さがオールマイティーのように言う人がいる。しかし、そういう人の弱さは、
視点を変えれば「ずるさ」に通じる。人はよく「弱い」という言葉を使うから、反省の機会がなくなるのである。
「私は弱いんだ」と言ってしまえばそれですんでしまう。 よく見ていると、くよくよ悩んでいるだけの人はたいていずるい。
「弱い」と言ってしまうから自分がわからなくなるのである。「私は弱い」と言ってしまうから自分を見失うのである。
「私はずるい」と言えば反省もできるし、自己実現の機会にも恵まれるし、未来もある。自己弁護の視点を変えれば未来は開けて
くる。自己弁護の視点にとらわれているから、周囲との関係もうまくいかないのかもしれない。そういう視点からの言動が
周囲の人を不愉快にさせているということもある。
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