チームの生産性がサービスの成長につながるとき、物語は次のステージへ

6月29日に第103回 PHP勉強会@東京 でLTをさせていただきました。
発表内容をはシナプス株式会社でほぼ1年にわたり取り組んできた開発環境の改善やチームメイキングについての発表です。ヒサシさんが動画を撮ってくれたので貼っておきます。

発表のあと当初予想した以上に反響があり驚いています😅。

LT後の質問タイムで色々な質問が出たのですが、その中に『よくこんなレガシーな現場に入りましたね』という質問がありました。確かに、最初にシナプスの話を聞いたときにこの会社は1年後あるかないかよくわからない、つまりかなりリスクが高いと感じました。しかし、社長の田村さんのコンテンツへ賭けるの思いやチームメンバーに魅力を感じたのでできる事はやってみようと考えました。

チームの生産性へコミットせよ

私自身が設定した取り組むべきミッションはたった1つしかありませんでした。

このチームに後から入るメンバーが働きやすい実力を発揮しやすい環境を作ることです。後から入るという背景は、基本的に後からチームに入るメンバーの方が優秀だということを想定しています。

シナプスの環境はおそらく多くの人が実力を発揮できる現場とはほど遠い環境だと感じました。

どんな人間も足元が不安定なままでは良いパフォーマンスを出すことはできません。人種性別年齢優秀さなどにかかわらずチームメンバーが十分に実力を発揮していただけるように土台を整える、まず足場を固めるのが大切だと思いました。

そしてその結果としてのゴールは、いまよりも生産性の高い開発チームを作ることでサービスを成長させることとしました。

チームが抱える問題を取り除く

開発メンバーが躓いているあらゆる問題を取り除くことに専念すれば必ず現在よりも未来は楽になります。これはスクラムの書籍で学んだ内容です。

問題を取り除き始めても初期には開発スピードが一切出ません。

問題を取り除き始めたころには、問題処理に多くの時間を使っているため、顧客に価値を届けるための本質的な作業に時間を使えなくなります。結果的に開発スピードは低下することになります。

しかし、スピードが遅く開発が進まないことを恐れてはいけません。問題が解決していけば開発スピードは必ず改善し、チームは顧客に価値を届けることができるからです。

先にある世界へ行きたい

問題を取り除いていくとチームの生産性はどんどん向上します。開発チームは顧客に価値を届けられるようになります。サービスが成長し始めます。

近年ではIT技術によりあらゆるオペレーションを自動化することが付加価値になります。ある意味簡単な時代なのかと感じています。

チームの生産性が上がった後はステージが変わります。本当に価値を届けるフェーズです。この一年、その先のステージに行きたいと考えています。

よろしくお願いします(☝ ՞ਊ ՞)

日記

Posted by pugiemonn